2022年末に思うこと

色んな方の2022年の振り返りを読んでいて自分の中で気づきあったので簡単に記録。

自分で言うのもアレですが、私は小さい頃から優等生タイプでした。 成績も良かったし、先生の言うこともよく聞いている良い子タイプ。

それが関係しているかはわかりませんが、基本的に敷かれたレールの中で「これができたら優秀だ」みたいなものに惹かれがちでした。

中学の時は「この高校に行ったらすごい」、とか、高校のときは「国公立大学に入ったらすごい」とか。

大学でも紆余曲折したものの、数年看護師したら大学院に戻って勉強したいと思っていたし、そういう「上を目指す」夢を持っている自分はすごいんだ!みたいな気持ちがありました。

でも、社会人になって自分で生きていくうちに、「今までやりたいと思っていたことは、本当に自分がやりたかったのか?」と思うようになりました。

本当に自分がやりたいこと、というよりは、目指したいと思う先がないためになんとなく「これがすごいなら、これにするか」みたいな気持ちを抱いていたのでは?と。

そして、自分のレールの外で本当にやってみたいことはなんだろうと考えた結果、密かにやってみたいと思っていたものづくりに挑戦してみようと思い、こうしてエンジニアになったわけですが、

私はエンジニアになった今、また、同じような思考を辿っていたなと気づきました。

自分の中で(というかこの界隈の中で)こういう人がすごいと言われがち、みたいなポジションってあると思うんですが、やっぱり無意識のうちに憧れを持っていたような気がします。(いや、悪いことじゃないんだけど)

しかし、それを達成するためにする勉強や行動は、自分が今本当にやりたいことや興味関心に直結するわけではなく・・

私はなんのために頑張るんだっけ?と最近考えていたのですが、色んな方の振り返りを読ませてもらって、それぞれの道があっていいんだよな、と今日ふと思えました。

上司にも同じような話をしたのですが、そのときに「僕は雑食をやっていくぞ、と気合を入れて色々やってます」と仰っていたのが忘れられず、私も、無理に自分を型に嵌めすぎずにやっていこうと思います。

2022年は大変良い年になりました。2023年もおもしろいことがたくさんあるといいな。

また一年、どうぞよろしくお願いします。