私のコミュニティ参加のきっかけについて

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初めまして、フィヨルドブートキャンプ34期生のはるなと申します。

この記事は、フィヨルドブートキャンプ Advent Calendar 2021 Part1の5日目の記事として書いています。

Part2もあります! フィヨルドブートキャンプ Advent Calendar 2021 Part2

この話について

私は今、同じフィヨルドブートキャンプに所属しているParuさん主催の輪読会に参加していて、もうすぐ4ヶ月が経ちます。 そこでいわゆる声馴染みもできて、勉強面でも精神面でも良いことづくめで、ありがたいことに毎日楽しく学習しています。

しかし、もともと私はオンラインでのコミュニケーションにものすごく苦手意識を持っていました。フィヨルド内に知り合いと呼べる存在もいなかったです。

今回は、そんな私がコミュニティに参加するようになったきっかけについて書こうと思います。

今、本当はもっと誰かとコミュニケーションが取りたいのに勇気が出ない…という人に、この文章が届いたら嬉しいです。

自己紹介

前職は看護師でした。(手術室看護師をした後、転職して保育園の看護師をしていました) フィヨルドに入るまでのプログラミング学習は、主にProgateやpaizaをやったり、簡単なコードの意味はわかっても何か作れるようなレベルではなく、本当にお遊び程度に嗜んでいました。

フィヨルドに入ってからのわたし

今年3月に退職し、4月からフィヨルドに入会しました。

初めてDiscordに入った時は情報量の多さに目が回りました。全ての人がすごい人に見えて、私はここに馴染むことができるのかな…と心配になったことを今でも覚えています。

今となってはフィヨルドに馴染むというのはなんだかしっくり来ず、色々と参加している人が側から見ると馴染んでいるように見えるだけなのでは、と思います。 しかし、当時の私はオンラインでのコミュニケーションのハードルを乗り越えられず、何のイベントにも参加できませんでした。

以下、各イベントに抱いていた私の感情です。

ミートアップ

→オンライン上で会ったこともない人と話すなんて恥ずかしい

会社説明会

→説明会は聞いたが、その後のフリートークでどの席に移動したら良いかわからない。 もう話が盛り上がっているところに入っていけない(そして数分のひとりぼっち虚無を過ごし、そそくさと退散)

雑談タイム

→ラジオで数回参加。質問したくても声出すのが恥ずかしい

輪読会

→これに出たら知り合いが増えて良さそう。でも、すでに出来上がっているコミュニティに突然入っていく勇気がない(楽しそうだなと思いながら外から眺める)

という、典型的な(?)オンラインコミュニケーションのハードルを乗り越えられないタイプの人間でした。 オフラインでは人と話すことは好きです。なのでコミュニティに入りたい気持ちはかなり強かったと思います。でも、いざとなると恥ずかしくて無理!でも、誰かと繋がりたい、、、、の無限ループを繰り返していました。

入会から3ヶ月くらい(今年7月くらい)

フィヨルドでプラクティスを進めていくうちに、自分の進捗が思ったように進んでいないことから今後への不安が爆発し、色々な考えが頭をよぎります。

  • わかることは増えてきた、でも、圧倒的にわからないことが増えてきた

  • 冷静にこのまま一人で勉強するの、結構無理じゃない…?

  • せめて、質問タイムで質問できるようにならないと今後詰むのでは…?

  • こんなにわからないのって私だけかも、プログラミング向いてないのかも

また、先の開発プラクティスでは他の受講生さんとやりとりが発生することを考えると

  • ただでさえ勉強で精一杯になりそうなのに、そこに新しく出会う人とのやりとりが入ってきたらキャパオーバーするのでは…

  • そもそもこのままだといつ開発プラクティスいけるんだ…?(卒業なんて夢のまた夢…)

そんなふうに悩んでいたとき、タイミングよく初めてのLT会vol.8の告知がありました。

せめて、'あの時お話しましたよね…!'くらいの相手がまずは欲しいなと思い、

とりあえず参加して、フリートークでカメラオンにして一言だけでも声を出す

という小さな目標を立て、登壇者でもないのにすごく緊張しながらLT会に参加しました。

他の受講生さんのLTに想像を超える感銘を受けた

私が初めてのLT会に参加したのは、上述した通り、フリートークで顔を出して話すことが一番の理由でした。 そのため、LTに対しては純粋に、'どんな話をするんだろうな〜'という気持ちで参加していました、が、

もう見出し通りなんですが、お話されている内容にすごく感銘を受けたことを今でも覚えています。

他の受講生さんも【不安な気持ちを持っている】【他の人がすごく良く見えてしまう】という感情を持っているのか!!!私だけじゃないんだ!! と知ったのはこの時のLT会がきっかけでした。

ラクティスが難しいのも私だけじゃないし、最初からできないのも私だけじゃない、と知ったのもこの時です。 今までほぼコミュニティ参加をしていなかったので、他の方が考えていることを全然知らなかったんだなと思いました。 ここで話を聞けたことでかなり自分のモチベーション回復につながりました。本当にすごく良い会。

フリートーク

そして私にとっての本番(?)の時間

まず最初、Remoで安定の一人ぼっちになりました。普段の私ならここで退散しますが、 今日の私には目標が…😭と自分を奮い立たせ、せっかくなら登壇者さんがいるテーブルに行って、LTに感動したこと伝えよう!と思い席を移動してみました。

なんとかやっとの思いで、本当に一言だけ『すごく共感しました』的なことを緊張しながら言ったのを覚えています。

本当は、その時ご一緒した登壇者の方お一人お一人に伝えたいことがたくさんあったのですが、オンラインコミュニケーション初心者だったのでさらっと一言しか言えなかったのが心残りでした…

初めてのLT会はコミュニティ参加の第一歩に良いのでは?

初対面の人とのオンラインコミュニケーションに私が恐怖を感じていたのは、

「相手がどんな人かわからない」&&「何を話したら良いかわからない」

の二つが大きな理由だったと思います。

でもなんと!!!LT会後のフリートークってそれが少し解消されるんです!!

なぜかというと、

①LTをするとき、登壇者とオーガナイザーは画面に顔が出る

②LT登壇者の席に行けば、その人に【感想を伝える】という話題ができる

前回のLTに登壇した経験から言うと、自分のLTについて感想を伝えてもらえるってすごく嬉しいです。 なので、今まで関わったことないし…みたいなことは考えなくて良いと思います。

また、たとえ誰に感想を伝えられなくても、LT会自体が刺激をもらえるのでおすすめです!

次のLT会に出たい!と思うようになった

その時のフリートーク中に、LT出ないんですか?と私に声をかけてくれた方がいて、「え!こんな私でも登壇して良いような会なの?」と衝撃を受けたことを覚えています。 そこから、次のLT会に挑戦してみたい!と思うようになりました。

そして、LT会に出るならちゃんと知り合いといえる存在がいた方が心強くて良いなと思うようになり、 次良さそうな輪読会が始まるなら参加したい!と思い、 実際にそんな輪読会が開催され、そこに参加しました。(本当にParuさんに感謝…)

そして実際にLT会にも登壇しました!

'あの時お話しましたよね'という相手が欲しくて一歩踏み出したら、なんだか一気に世界が広がりました。

でも、この辺りは私が頑張ったというよりは、完全に運が良かったのと、人に恵まれたおかげです。心の底から感謝しています。

余談

ここまで書いていてこんなこと言うのもなんですが、決してコミュニティ参加をすること=最良だと思ってはいません。 正直なところ、自分のペースが一番大事だと思っています。

でも、一人で勉強するのって結構辛いですよね。私は辛かったです。単純に学習自体が難しいですし、それ以上に'プラクティスの進め方こんな感じでいいのかな'とか、'このままで卒業できるのかな'とか、'声をあげるほどではないけど抱えているちょっとしたモヤモヤ'は、一人ではなんとかならないですよね。

ちょっとしたことを気軽に共有できる相手がいるだけで気が楽になって、結果的に私は悩みが減って学習効率が上がった気がします。

また、少しずつ自分がコミュニティに参加していくと、自分が思っているほど相手は自分のことを気にしていないという事実に気づきました。 うまく喋れなくても、私のように最初にかなり緊張した経験がある人には、緊張するのわかる〜〜と共感してもらえるはずです。 とにかく、勇気を出して一歩踏み出してみて、悪い方向に進むことはないと思います。

まとめ

私の以前の認識は、コミュニティに参加する=そのコミュニティに自分を寄せていく・そこの空気感に合わせていくことだと感じていました。 しかし、実際に参加してみると、馴染むというよりは、とにかく参加するか・しないか、ただそれだけなんだなと気づきました。

きっかけはどこにでも転がっているので、誰かと繋がりたいな〜と思ったらそれがタイミングだと思います。 ただ、ちょうど良いことに12/18(土)は初めてのLT会vol.10ですね!!!勝手に告知!笑

長くなりましたが、5日目の記事はこれで終わりです!

明日の6日目はトミーさんです☺️